Amebaでのアンケートを基に開発した BORDER FREE cosmetics「マルチフェイシャルクリーム」
Amebaでのアンケートを基に開発した BORDER FREE cosmetics「マルチフェイシャルクリーム」

サイバーエージェントグループでブログ等関連サービスを17年運営するAmebaと、同グループ会社で商品開発や販売などEコマース事業を展開する買えるAbemaTV社が共同で立ち上げたBORDER FREE cosmetics。

本当にユーザーの方が欲しいと思える商品開発をするために、2021年2月26日(金)~3月11日(木)の2週間、Amebaで美容に関するアンケートを実施しました。

1,172件もの回答をいただき(内30代以上の方が約9割)、その結果を基にブランドコンセプトの決定や製品の改善を重ね、第1弾製品である『マルチフェイシャルクリーム』が完成しました。

Amebaでのアンケートの結果は?

まずは1ヶ月当たりのスキンケア商品にかける金額です。5,000円未満の方が半数以上を占めています。

1ヶ月当たりのスキンケア商品にかける金額

次は「気になる肌悩み」。肌悩みの上位のものはよく雑誌などでも見かけるものだとは思うのですが、BORDER FREE cosmeticsが着目したのは「一番悩まれていること」よりは「1人あたりの悩みが複数存在している」ということ。

ご回答いただいた1,172名様で割り戻すと、1人当たり平均で約3.9個の悩みをご回答いただいていることになります。

気になるお肌の悩みに関するアンケート

ブランド立ち上げ当初より、ブランド責任者の過去の経験を基にレチノールを配合した商品は必ず作りたいと考えていました。

そこでレチノールに関してもアンケートを取らせていただきました。

レチノール高配合の商品の使用に関して

「使用していないが興味がある」と回答いただいた方に、なぜ使用に至らないかをお伺いしました。
※他にも自由記述で色々なご意見をいただいたため、以下の合計は100%になりません。

レチノールは使用していないが興味はある方使用に至らない理由

レチノールは高価なものが多い、また刺激性が心配、という声を多くいただきました。反面、「聞かれるまで知らなかったけど、良い成分なら使ってみたい」というポジティブなご回答も。

アンケート結果を基に改善を重ねて完成した『マルチフェイシャルクリーム』

上記のアンケート回答を基に、1つ目の製品開発において以下を決定しました。

①特定の肌悩みに働きかける商品よりも複数ある肌悩みに対応できるよう「肌全体に働きかける」有効成分を主体とした製品開発をする。

②レチノールの配合においては「価格」と「刺激性」が課題。続けやすい価格で、効果を感じられながらも刺激を感じないギリギリの配合を追求する。

③ライン使いした際の1ヶ月のスキンケア金額を5,000円程度に設定する。

「肌全体に働きかける」成分として、当初よりブランド責任者の経験を基に配合を検討していたレチノールの配合を決めました。

課題となっていた「刺激性」は配合量や組み合わせの試作を重ね、『効果を感じられるが刺激が出づらい』ギリギリの配合量で商品を完成させました。

成分のイメージ画像

また、元々は美容液の役割として使用できる製品を作ろうと考えていましたが、月間のスキンケア予算を考慮し、保湿力を強めることでスキンケアの最後に使用するクリームに転換しました。

美容液想定で開発を進めようとしていたため、美容成分を96%※以上配合しています。

併せて、直接お客様に販売・お届けをすることで運営コストを抑えることができ、継続しやすい販売価格設定をしています。

コストカットの図

ユーザー様の声を基に開発を進めたBORDER FREE cosmeticsの『マルチフェイシャルクリーム』。自信を持っておすすめできる商品に仕上がっています。